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血管拡張薬

2012.04.19 16:58| .薬剤→血管拡張薬

血圧を下げるため(後負荷軽減)に用いられる場合と、冠動脈血流を増加させる目的で用いられる場合がある。


ミリスロール(ニトログリセリン)
→静脈拡張/動脈拡張/冠動脈拡張=+++/ + / ++
主に静脈系を拡張させるため、心臓にとって前負荷を下げる
→冠動脈の拡張効果もあり
肺血管拡張作用もあり
初期量:0.2γ~




ペルジピン(ニカルジピン塩酸塩)
→静脈拡張/動脈拡張/冠動脈拡張= + /+++/ ++
→Ca拮抗剤、血圧調整に使うことが多い(副作用も少ない)
→心筋の抑制作用は常用量ではないとされている
→末梢動脈血管抵抗の低下による心拍出量増加作用を有する
初期量:0.5γ~




ヘルベッサー(ジルチアゼム塩酸塩)
→静脈拡張/動脈拡張/冠動脈拡張= + / + / ++
→Ca拮抗剤、血管平滑筋細胞へのカルシウムイオンの流入を抑制し、血管を拡張させる
頻脈性不整脈<上室性>にも使用されるが↓
→高用量では房室結節において、細胞内へのCaの流入を抑制することにより、血管拡張作用及び房室結節伝導時間の延長作用を示す。除脈、房室ブロックの危険
初期量:0.5γ~
    



二トロール(硝酸イソソルビド)
→静脈拡張/動脈拡張/冠動脈拡張= ++/ ++/ +++
動脈系と静脈系をバランスよく拡張し、血圧を下げすぎない
→肺うっ血・呼吸困難などの急性心不全症状を速やかに改善する
初期量:0.2γ~




ニトプロ(ニトロプルシドナトリウム)
→静脈拡張/動脈拡張/冠動脈拡張= + / +++/ ++
→手術時の低血圧維持
→高用量でシアン中毒の危険があり、メトヘモグロビンのチェックが必要
初期量:0.5γ~




プロスタンディン(PGE₁)
→静脈拡張/動脈拡張/冠動脈拡張= + / +++/ ++
→肺血管拡張作用あり
血小板凝集抑制作用もありASOでも使用される
初期量:0.02γ~




レギチーン(フェントラミンメシル酸塩)
→静脈拡張/動脈拡張/冠動脈拡張= + / +++/ -
→α受容体遮断薬で、心房圧の高いうっ血性心不全に対して後負荷を減らす目的で使用される
→褐色細胞腫よる高血圧に対しても用いられる
初期量:0.5γ~




シグマート(ニコランジル)
→硝酸薬から派生したプラスアルファをもつ不思議な薬剤
→硝酸薬様作用として静脈系の拡張により前負荷を軽減
→Kチャネルオープナーとして動脈系を拡張し後負荷を軽減
→K硝酸薬が作用しない細い冠血管を拡張し、冠血流量の増加作用を示す
→心筋保護効果をもたらし、長期予後改善効果が報告されている。
→硝酸薬との違いは“冠血流量の増加に比し、血圧の低下が少ないこと”である
 高血圧→ミリスロール
 普通の血圧→ニトロール
 ちょっと低め→シグマート
 かなり低め→硝酸薬もシグマートもさしあたり控える

→薬剤耐性がないらしい



※血管拡張薬の効果は動脈硬化の程度により違うので、至適な容量は患者によって異なる。



   

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