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ECMO 体外式膜型人工肺

2012.06.18 21:54| 補助循環→ ECMO

ECMO(Extracorporeal membrane oxygenation)とは重症呼吸不全に対して膜型人工肺を用いた体外循環システムにより一時的に呼吸補助を行い、機能障害に陥った生体肺機能の回復を待つ方法。PCPSと同じシステムを用いることが多いが、呼吸補助を主体に考えるならECMOと称する
また純粋な呼吸不全に対する膜型肺を用いた呼吸補助をECLA,ECLSともいう。



主に静脈脱血、静脈返血のV-V ECMOについて。

≪V-V ECMO には以下のようなメリットがある≫

→動脈穿刺をしなくていいので、穿刺手技が簡単
→肺循環が減少してしまうPCPS と比較して、ECMOは酸素化された血液を肺に流せる
→血流障害、塞栓症などの合併症の頻度が少ない。
→全身の酸素分圧を均一に改善でき、特に脳への酸素化ではPCPS より有利
→下肢の阻血の問題が生じにくく、止血が簡単


≪一方、V-V ECMOには以下の限界がある≫
循環補助は期待できない
→酸素化効率はPCPS より悪い、酸素飽和度を上げるためには血流量を増やす必要あり。
→肺塞栓のような、肺循環が障害された症例では役に立たない。


≪V-V ECMO 開始の呼吸条件≫
・低酸素性の呼吸不全
→重篤な低酸素血症を人工呼吸器だけでは解決できなかった場合
100%酸素投与にもかかわらず、SaO2 が90%以下の場合が2時間以上持続
→シャント率がFiO2 1.0 で30%を越える場合
→PEEP を増加しても、肺胞の再開が得られない場合
・高二酸化炭素性の呼吸不全


≪PCPS のほうが好ましい場合≫
心機能に異常がないことが保証されなくては、V-V ECMO は使用されるべきではない。この場合、V-A バイパス(PCPS) をまず行い、その後必要があればV-V ECMO に変更することも出来る。
CI3.0 以下の場合
→平均肺動脈圧が45mmHg 以上の肺高血圧がある患者
→心肺停止後の患者



機械の種類やしくみ、観察ポイントはPCPSに準ずる。



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